サブ(副店長)になった時の話

アパレルの話

こんにちは!
今日はサブ(副店長)になった時のお話です。

✔️ サブに上がった背景


アパレルの会社に入社し、1店舗目は有名ブランドも入っている商業施設に入っているテナントでしたが、配属から3ヶ月で異動となりました。
郊外のショッピングセンター内にある店舗への異動で、異動のタイミングでサブに昇格しました。
MDを目指している僕は入社後は特に接客に力を入れていたので、個人での売上も十数名いるスタッフの中でも上位にいるくらいでした。その行動力(接客がうまかった訳ではないと思っています)が評価され、新規出店の店舗へ異動が決まりその時にサブへと昇格しました。

初めて経験した責任者というポジション

一般社員で働いていた時は違い、店長不在の時の責任者が自分となることがありました。
最初はいつもと変わらず、接客ばかりしていたのですが、その日の休憩や作業の割り振り、誰がどこを担当するかなど、サブになると店長不在時の責任者として決めることが多いということが分かりました。
最初は見様見真似で店長の真似をしていたのですが、店長が言う時と他のスタッフの反応の違いがあり、うまくお店を回せていませんでした。
当然、入社から半年も経たない若造に対して信頼を置いているスタッフがいないので、今思うと当たり前だよなって感じですが、当時は「なんで?」っていう困惑しかなかったのを覚えています。

初めて取り組んだマネジメント

僕の背景としては、

  • 入社間もないアパレル未経験の20代前半のサブ
  • 管轄していたマネージャーのお気に入りだろみたいに思われている
  • 接客ばっかりやってレジとか作業とかは下のスタッフにやらせっぱなし

(今思うと、ひどい責任者ですね笑)

とにかく他のスタッフとの信頼関係を築くことが第一、認められるには何をしたらいいのかを必死に考えていました。
自分なりに考えて実践していたのが、

  • とにかくコミュニケーションを取ること
  • 相手の目線に合わせること
  • 話す時は聞き役に回ること

当時の僕はコミュニケーションは取るが、自分第一で思ったことは即行動というようなタイプだったので、独りよがりな人と思われていました。
そこでゴールは売上を上げることを前提に、当時いた十数名のスタッフとそれぞれコミュニケーションを取り、相手の目線でどう思っているのかを知るために、聞き役に回ることを徹底していました。
そういうことを行なっていると、それぞれのタイプが分かるようになって適材適所の配置が出来たり(適材がいないタイミングは自分が積極的にそこを埋めにいってました)、自分が責任者の日でも残業時間を減らせたり、売上に繋がっていくことが多くなっていました。
小さな成功体験が増えてきたので、僕に対する信頼度も上がっているのを実感していました。

自分なりに考えて行なっていたマネジメントですが、今多くの本を読むようになって確かに効果があるんだなと改めて思うことがあります。

それは相手の目線になって考えることです。

現代は、ハラスメントや働き方の多様性など、僕がショップにいた頃とは全然違う価値観があります。
でも根っこの部分は当時と一緒で、
その人(部下)のモチベーションは何なのか?
それを知るために必要なコミュニケーションは何なのか
これは相手が変われば自分の行動も変わります。

この歩み寄りが変わると、相手が不信感を抱いたり、時にはハラスメントに繋がったりするのかなと思います。

僕は昇格をする度に壁にぶつかってきています。
その度に少しずつ自分を変えて(正確にはとにかく行動して経験をして)きました。
今書きながら思うことはやってきたことは無駄ではなかったな、と正直に思います。

社会で働く以上、いろんな方がいて、その人の数だけコミュニケーションが発生します。
皆さんもぜひ、相手の目線になって考えること、少しでもいいので試してみてください。

今回はこの辺りで

みなさんも僕と一緒に夢を叶えにいきましょう!!

ではまた次回🐶

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